暑い暑い夏の日に、何となく山の方へ涼みに行こうかと只見地方へ車を走らせた時の記録です。
特に何を見るという訳でもなく、だらだらと車を走らせて、時々停められる所に車を停めて辺りの風景を撮って…という感じのドライブでしたが楽しかったです。やっぱり只見は良い。
いわきを出発したのは9時半頃。もっと早く家を出れば良かったなー、などと思いつつ磐越道を西進。
途中、猪苗代で一旦高速を出て、ICのそばにある道の駅で休憩。
道の駅からは磐梯山の眺めが見事でした。
上の写真ではそれほどでもないですが、眺める角度によっては主峰がググッと角度をつけて天を衝くさまがたいそう見事で、「天に掛かる岩の梯子」を意味する山名そのものといった感じでした。
磐越道を郡山から西の方へと車を進めて、いくつかのトンネルをくぐり抜けて遂に会津に入ったのと同時に眼の前に磐梯山が聳え立ってるの最高だな
— のり (@nori1104) July 21, 2018
休憩後はふたたび磐越道を西へとひた走り、会津盆地を抜け、会津柳津で下車。
特にどこに行こうというあてもなく、今度は国道252号を西へ西へ。
途中、やはりなんとなく脇道にそれて通りがかった集落を撮ったり、
只見川の写真を撮ったり。
そんな事をしているうちに三島町の中心部に到着。
まだ要入浴オタクなので先に温泉入るか…
— のり (@nori1104) July 21, 2018
そういえば昨夜風呂に入らず寝てしまっていたなぁということで、町外れにある「宮下温泉保養センターひだまり」で入浴。500円。どちらかといえば地元の人向けの施設かなという感じでしたがいいお湯でした。
要入浴認定解除
— のり (@nori1104) July 21, 2018
せっかくなので、観光客用駐車場に車を停めて、三島町の中心部をしばらく歩いてみる。
古い構えの家もおおく、なかなかに風情ある町並み。
手前の建物は観光案内所。
町おこしのアイディアなのか、屋号を示す看板がいくつかの軒先に飾られているのも印象的でした。
2階の装飾模様といい、てっぺんに大きく掲げられた屋号といい、素晴らしい。
集落のちょうど真ん中あたりに三島神社が鎮座していたので参拝。
どうもこの神社が町名の由来らしいですね。
で、てくてくと細い参道を歩いていったところ、
神社の眼前に只見線の線路が横たわっていて驚き。
踏切でもなく、だからといって(看板はあるけど)渡っちゃ駄目という様子でもなくという感じでなんとも不思議な光景でした。
で、取りあえず渡ってみるかと足を踏み入れたところ、
警笛の音がけたたましく聞こえた後、列車が進入してきたので二度驚き。
駅がすぐ脇にあるので速度はゆっくりでしたが、いやはや危なかった。
気を取り直して参拝。
脇の石碑に記された社殿が現在のものだとすれば、大正時代の造営でしょうか。
社殿の側から集落を撮影してみる。
社殿脇に並べられた祠。
社殿の脇に、愛宕神社に至る階段が続いていたので登ってみる。
こちらは写真の階段を登りきったところで国道252号で参道が分断されておりました。
国道を横断し、さらに階段を登りきった先にあったのは小さな小さな祠が三つ。真ん中の3つ穴の開いたものが可愛らしい。
神社の横にはお寺。
左の明王さまっぽいのは誰なのかわからない。
横には天明二年と刻まれていました。
町役場前の広場まで歩いて、駐車場まで引き返すことに。
火の見櫓。
市街地の東隅から撮影。
只見線、国道252号、旧道の3つのアーチ橋。
国道沿いの道の駅で昼食。
会津で食べる蕎麦が美味くない訳がない。
道の駅からの眺め。こうして見るとだいぶ凄いところに橋架けてるな。
昼食の後はとりあえず只見町まで行ってみる。
宮下発電所。
この道を走っていると、いつも対岸にあるこの発電所に目を奪われてしまう。
集落、スノーシェッド、トンネル、スノーシェッド、集落、ダム、スノーシェッド、トンネル、集落、ダム・・・といった感じの道を進んでいく。
どの集落も大体東の入り口に墓地があるのが印象に残りました。
只見町の中心部には15時過ぎに到着。
ひとまず、中心部の外れにある三石神社に参拝。
参道。
巨岩の下に取り付けられたような社殿。
岩に開いた小さな穴に供物やお賽銭をつけた紐を結ぶと縁結びになるとか。
参拝を終えた後はもと来た道を引き返すことに。
叶津番所。閉館時間が近くなっていたので外観のみ撮影。
この蔵に描かれた顔は一体・・・
十島集落のビューポイントから撮影。
左の山は蒲生岳。
河井継之助記念館も見えます。
夕暮れ時の僅かな時間、川霧が出て神秘的でした。
最後に柳津の円蔵寺を橋の上から撮影。
夕刻の只見川。
あとは高速に乗っていわきへ。のんびり休憩しつつ走ったので帰宅したのは夜10時頃でした。
次は秋あたりに行きたいですね。