庄内旅行2日目。加茂水族館を見た記録です。
前回:
朝食は昨晩買ったお惣菜を。
右の笹巻は食べ方を知らないまま何もつけずに、味しないねーとか言いながら食べてしまった。本当は黒蜜やきな粉などをつけて食べるそうです。そういえば売り場の横に黒蜜置いてあったな...
本日のお供。
今日はまず加茂水族館へ。昨晩のTVニュースでは凄まじい入場待ちの行列が映されており、果たして今日はどれだけの混み具合なのか…と不安を抱えながら水族館に向かう。
水族館そばの駐車場は一杯で、500mは離れた場所に車を停めた
海の景色を楽しみながら水族館に向かう。
海が近いと月山ではなく鳥海山が目立ちますね
入口付近に待機列はできていたものの、朝早いこともあってか昨晩のニュース程はという感じ。前もって時間予約もしていたので入場自体はスムーズ。
導入部には致道博物館にもあった庄内竿の展示と磯釣り文化の紹介。まずは地域と海との文化的な繋がりを見せるのは良いですね。
ケサランパサランも展示されていた。
本来ならこの後順路に従って見て回るところですが、開館したばかりのタイミングで入り口付近がとても混雑して中々列が進まない様子だったので、なんなら最初に後半のクラゲ展示や解説を聞きに行った方が良くない?となり、奥へ奥へと進んでいくことにする。
クラゲ栽培センター。右上のバーを模した看板が良い。確かにバーっぽい。
立ち並ぶクラゲ水槽、奥にある手書き解説等、実験室のような雰囲気で楽しい。
一つひとつの水槽にそれぞれ別の種類のクラゲが飼育されていた
10時からの解説イベント「クラゲのおはなし」で、クラゲの生態や生涯について解説してもらった。こんな複雑な生活環を持っているとは知らなかった。
クラゲの赤ん坊「エフィラ」に餌(確かクリオネだった)をあげる様子を見せてもらった。
いろいろなクラゲの展示。ふよふよと水中を漂うすがたが愛らしい。
長い触手を持った種類は見た目が美しいが、毒も強そうでちょっと怖い。一番下のやつは触角絡み合ってますね…
展示の最後を飾るクラゲドリームシアター。直径5mの大水槽に約1万匹のクラゲを飼育しているのだそう。水槽の前は記念写真を撮る行列ができていて、じっくり見たい人は遠巻きに眺めていた。
自分たちも記念写真を撮った後、少しの間遠巻きに水槽を眺める。ほんの一瞬撮影の行列が途切れたので、その隙に1枚だけ全体を撮ることができた。
クラゲの次は11時からの鰭足類解説「ひれあしの時間」を見るために屋外プール「ひれあし広場」へ。解説が始まる前、1匹のアザラシがプールサイドでずっと眠っていた
飼育員さんの解説を聞きながら、アザラシやオットセイの可愛らしい動きを楽しんだ
檻の中のオットセイの様子も観察できた。檻の間にズボッと頭突っ込む動作を繰り返していた。もう少し外に出ていたいのかな...
別の水槽ではアシカが寝ていた
鰭足類を見た辺りでお昼時になったので、館内のレストラン「沖海月」で海を見ながらお昼。めちゃくちゃ混んでるはずなのに回転も料理出てくるのも早くて感心した。目の前の海では磯釣りの船が出ていたり、所々魚の影が見えたりして、そんな光景を見ながら食べるタイの御造りが美味しかった。
お昼の後は改めて順路通りに館内を歩く。相変わらず人は多いけれど、入場時ほどの混雑はなくなっていた。
庄内沿岸の魚。
タイやホウボウを見るとどうしてもまず「美味しそう」と思ってしまう。
お尻を振り振りするように泳ぐオコゼが可愛かった
シロザケの稚魚の群れ。持続可能なサケ利用に関する解説と一緒に展示されていた。
立派なマダラ。
ダーリアイソギンチャク
前日に駅前でも見た海洋ごみに関する展示も。日本海側は漂着するごみも多いのか、海洋ごみに関する問題意識が強いと感じる
1周目で見そびれていたクラゲたち
最後にクラゲアイスクリームを食べた。クラゲはこりこりしていた
午前9時に入場して館を出たのが14時頃。食事も含めて5時間も居てしまった。
館の外は次から次へと入場待ちの列ができていく状況で、予約なしの場合今から並ぶと入場時間は17時です、とアナウンスされていた。