秋田旅行2日目② 佐竹氏の菩提寺と秋田県立博物館 - nori1104の日記
の続き。
お昼過ぎに県立博物館を出発し、秋田市中心部へ。
繁華街の一角にあるお店でラーメンをいただく。
ぼく「すみません、この…えっと…(『千秋麺』って何て読むんだ…?)『ちあきめん』?ってのください」
お店の人「ああ、『せんしゅうめん』お一つですね。かしこまりました」
ぼく「あっあっ…ごめんなさい…」
久保田城跡の「千秋公園」にちなんだ料理名であることも知らず、他所から来た人であることがモロバレのやり取りでした。
後で知ったのですが、この辺りで一杯やった後の〆のラーメンの定番だとか。美味しかったです。
赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店本館)
昼食を終え、市街地最初の見学先:赤れんが郷土館へ。
旧秋田銀行本店本館として明治45(1912)年に建造され、昭和44(1969)年まで銀行の店舗として使用されていました。戦後の一時期はアメリカ進駐軍の軍政部として利用されたこともあるとのこと。昭和56(1981)年に秋田銀行から秋田市に寄贈され、平成6(1994)年に国の重要文化財に指定されています。
1階部分は白の磁気タイル、2階部分はその名の由来ともなった赤い化粧煉瓦が外壁に施されています。土台には男鹿石が利用されています。
外観も非常に美しいのですが、内部もお見事。入ってすぐの営業室では、天井の石膏の彫刻に圧倒されます。
気づいたら天井の写真ばかり撮っていました。
扉周りの装飾にもほれぼれ。
営業室の奥には頭取室と金庫室。
2階部分から営業室を眺める。トラス工法のお蔭で支柱のない開放的な空間。
通路の装飾も一つ一つが素敵。
貴賓室。内装にもひときわ力が入っていました。
この他には常設展示として、秋田市内の伝統工芸の展示、木版画家・勝平得之、鍛金家の関谷四郎の作品展示などがあり、企画展示室では土方巽と秋田にまつわる展覧会が開かれていました。